前回は、
    250TRはストリートバイクではない!! 
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 2002 Kawasaki Auto-by TamaShop
 ということで、TamaShopの250TRカスタムは土系ではないか?ということを中心にお伝えしました。今回は、そのおさらい(?)と、他のカスタム車両の紹介をさせていただきます・・・・

 前回、ご紹介致しました、Prime店店長A氏の通勤快速、エストレヤオレンジタンク付きの250TRですが、この度、無謀(^.^)にもレーサー化(もちろんオフ)され、実際にモトクロスコースを走ることになりました。下がその証拠写真です。

見事なスタートダーッシュ!

華麗なコーナリング!!
 これらの写真は、先日行なわれた、カワサキ主催のモトクロス運動会のものです。
前回ご紹介したバイクですが、さすがにオレンジタンクはもったいない、ということでノーマルタンクにしてあります。

 さて、上の写真は、実に見事なダッーシュですが、よく見ると他のバイクは微動だにしていません。スタートはテープが降りて、その後にスタートが切られる手筈だったそうですが、どうやら勘違い(本当かどうか今となっては定かではない)していて、テープが降りると同時にスタートしてしまったようです。とにかく、一発狙いで受けたことは間違いありません!
 このように、華麗にスタートした我らが土系250TRですが、左の写真のように力強く完走しました。実際にOFFが走れることを身をもって見せつけてくれた、A氏に拍手です。

激戦を戦い抜いた250TRの勇姿

 ・・・というわけで、右の写真がその激戦のなれの果てです。見事に土になじんでおります。こう見ると、250TRにOFFは実は合っているのでは?とも思えてしまいます。 さて、下にあと2枚その”カッコいい”写真をお見せします。


正統派のための250TRです。
 今回、新しくご紹介するのは、左の車両です。
 非常にノーマルに近く見えてしまいますが、これでも以外に結構変えられています。あまりにノーマル然とした出来に、TamaShopに来られるお客様も、まずこの車両がノーマルではないかと思われてしまうほどです。
 さて、これまでご紹介したバイクは、かなり”土系”でしたが、今度は本流の正にストリート系です。

 まずは、外観上も、体感上でもポイントとなる、エキゾーストシステムの紹介です。世界一のバイクチューナー、ヨシムラはキャタライズドMega-Tri-Ovalサイクロンです。特徴は、もちろんその外観、特にサイレンサー部分です。
 Tri-Oval(トライオーバル)、つまり三角形を楕円で結んだ、”おむすび”形状です。
 このサイレンサー部は非常に凝った形状でして、エキゾーストパイプ(エンジンから出たところのパイプで、エンジン下までの部分)が”○”のパイプですが、サイレンサー部で、後ろに行くに従い、おむすび型にしていくというものです。ヨシムラが意匠登録(つまり他でマネしてはいけないように登録してある)しているもので、他では絶対に出来ない形状です。
 そして、もちろんカッコだけではTamaShopもちろんおすすめしません。性能、これは言うまでもなくヨシムラの伝統です。この場合の性能は体感できるパワーもありますが、重量もあります。ちなみにノーマルは4.8kg、このTri-Ovalサイクロンは2.7kgしかありません。おおよそ半分の重量ですね。



後ろからみたところです。これまでなかった三角形の形状です。

燦然と輝くYoshimuraのロゴ。品質と性能の証しです。
 あと三つ、@音、A排ガス、B作りのよさもお話しましょう。
 @音ですが、いかにも”トラッカー(!)”という音がします。ただし、音を楽しむのは自分だけで、他の人には”爆音”に聞こえてはいけません。バイクはおとなの嗜好品(タバコみたい)ですので、当然のJMCA対応(つまり、音量の基準をクリアということ)です。あまりに静かなのも意外や危険なもので、ある程度の音量と耳ざわりにならない音質、これが重要です。
 A排気ガス。このマフラーには、この業界で珍しくキャタライザー(つまり排気ガスをきれいにする、日本語で言うと触媒)が付いています。さて、ここで少しお勉強しましょう。排気ガスで有毒成分と言われている、3つの成分は何でしょう?・・・・・正解は、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)です(試験に出るので、メモしておくように!)。このマフラーは何と、それぞれ規制値に対して、HC8分の一、CO2分の一、NOxは3分の一にします。すごいでしょ?え、関係ないって?そんなことはないですよ、あなたが今吸っている空気のことですから、地球にやさしいのではなくて、あなたにやさしいのです。
 さてさて、Bはつくりのよさ。まずはじめに取り付け性。え?あなたは取り付けないから関係ない?いえいえ、大いに関係あります。無理に取り付けられたマフラーはマフラー自身にストレスを受けてどこか破損するかもしれませんし、バイク側の方が負けるかも知れません。無理なく取り付けられる、これは良いマフラーの大事なポイントです。また各部の曲げの美しさ、いかにもステンレス然とした表面処理、ほお擦りをしたいくらいです(危険なので、走ってからすぐにほお擦りするのはやめましょう^_^;)。
 ここまでお話すれば、外観を気に入れば、もうコレを選ばない理由はないでしょ?そして何を隠そう、このマフラーの開発にはTamaShopが関わっているのです。
 ほら、あなたは欲しくなる、欲しくなる、欲しくなる・・・・・・
これがエキゾーストシステム全景です。(クリックで拡大します)

もうひとつのポイントウィンカーです。
 次にコレ、一見何の変哲もない、ノーマル然として、なじんでしまっているウィンカーですが、取り付けも、大きさも、格好も違う。さて何でしょう?
 これは、過去のKawasakiのとあるモデル用(内緒)のウィンカーをベースとして、TamaShopがアレンジしたものです。下にアップでお見せしましょう。

どうです?70年代テイストぷんぷんです。
 さあどうでしょう?世の中、カスタムといえばウィンカーを小さくするものですが、大きいのもOKですよね?またハンドルマウントもかなり来てる、と思っているのですが、自己満足でしょうかねぇ?

オリジナルウィンカーーセット!クリックして大きくしてください。
 ・・・で、ご紹介したからには、少々営業をさせてください。
左の写真の通り、そのままつく、このウィンカーキット(もちろん前後とも)が残り1個、あります。しかも、5000円引き!今がチャンス!これを見たら早速TamaShopへオーダーしよう!というかお客さん、買ってくださいよぅ、お願いですから・・・・・。

みーどりのグリップ、ちょーっと太め♪
 ここからは、比較的小物ですが、ピリりとしたアイテムをご紹介します。右はみどり色のポッシュ製のグリップです。ちょっと太いです。でも全体のバランス良し、ということで、許してください。バイクはなんといってもカッコが命です(なんか矛盾しているような・・・)。

とってもアルミチックなショットです。

とりあえずシンプル、そしてレーシー。

ノーマルじゃないですよ、オプションですよ!
 左上の写真と、左下の写真はこれまたとってもまとまりがいいですが、前後ともフェンダーがノーマルではありません。確かに純正ですが、Kawasakiのオプションです。またヘッドライトステーはキジマ製。全体として、ノーマルのプラスッチッキーな感じがなくなって、アルミチックな、とっても上品な感じとなっています。
 最後はメーター、キタコ製。めっきのカバーが全体とマッチしています。細かいところではアイボリーの文字盤がGoodです。

 さて、いかがでしたか?ちょっと早足でしたが、1台の紹介と、後1台の顛末をお伝えしました。
 ここで、重要なお知らせです。この今回紹介した、ヨシムラTri-Ovalサイクロン、TamaShopスペシャルウィンカー付きのこの車両の現車を定価と同じ、¥349,000でお譲りします。ご希望の方は、まずメールでも、電話でも、FAXでも、店頭に直接足をお運びになっても何でも結構ですので、ご一報を!
 それでは次回まで!ごきげんよう!

TamaShopで今、”ほっと”なバイクを紹介します。
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